某大手自動車メーカーの工場に派遣として配属されて半年。組み立て工程をずっとやってきました。結論から言うと、作業についていけず心身共に限界でもう2度とやりたくないレベルです。
組み立て工程が地獄すぎる
組み立て工程が地獄だと感じた理由は3つあります。
- 指が痛すぎる
- 周りの人に比べて作業が遅い
- 劣等感を感じる
僕の場合は体力的というよりも、精神的にきつかったですね。もちろん体力的にもキツかったのですが、やっぱり間に合わなくて周りにフォローしてもらうのが精神的にきました。
精神的にキツすぎて1ヶ月休職もしましたしね。それだけ地獄に感じました。時給1500円ありましたがそれでもやりたくありません。周りの人ができている中、自分だけが出来ない。これほど苦痛なことはありませんよ。
さて、それでは組み立てが地獄だと感じた理由を具体的に3つあげていきますね。
1.指が痛すぎる
まず、1つ目は指が痛すぎるということですね。組み立て工程はボルトをインパクトという機械で打ち込みますので親指を使うことになります。1台につき7本の締め付けをしていたので、それが1日続くということは2450回も親指を酷使するということです。
これで指が痛くならないわけがありませんよね。しかも週5勤務なので指を休めている時間が取れません。辛すぎて笑えません。これにずっと耐えている人って凄すぎますよ。僕には耐えられません。
2.周りの人に比べて作業が遅い
僕が精神的に辛かったのは周りの人に比べて作業が遅かったことですね。作業が遅いということは、その分をカバーするためにライン外の人にフォローしてもらうということです。それが精神的にきました。
申し訳なさを感じまくっていましたね。
なんで遅いの?って思う人もいると思いますので答えます。なんで遅かったのかというと不器用だからでしょうね。ボルトを4本取る作業など不器用でスムーズに取れないことがあります。その数秒のロスが溜まっていき結果として作業が遅れていってしまうのです。
ただ、少し言い訳しときたいのはそれでも深刻なほど不器用という訳でもありません。会社の異常なほどギリギリに設定してあるタスク(1秒何台で終わらせるか)が問題と思います。
なんというか選ばれし作業員を想定して設定しているタスクですね。

3.劣等感を感じる
これは2番と重なる理由でもあるんですが、劣等感を感じます。作業が間に合わないということは、自分は人より劣っているんだという考えになります。だって、他の人はこなしているんですよ?
それが自分の場合は間に合わないというのは、他の人より劣っている証拠でしょう。これって工場で働いてみると予想以上に辛いですよ。作業している時にそんなことをずっと考えて落ち込みまくっていましたよ。
それが理由で精神科に通うレベルまでなりました。
まとめ
工場の組み立て工程はキツイです。よっぽど器用であると自信のある人じゃないと後悔すると思いますよ。僕にとっては地獄でした。
どうか僕みたいな思いをする人が少なくりますように、、、